椿油は髪や頭皮に良い
椿油は抜け毛や薄毛、白髪の予防に効果が期待できると言われています。
昔からヘアケア用品として使われている椿油ですが、現在でも多くのメーカーから椿油を配合したシャンプーやトリートメントが発売されていて、髪にいいことで知られていますが、白髪や抜け毛、薄毛対策に効果が期待できます。
それは、どうしてなんでしょうか。
椿油とは、ヤブツバキの種から抽出される植物性の油で、全体の80%にオレイン酸が含まれています。
オレイン酸は、毛母細胞を活性化させることから、太く強い髪の成長促進と、ツヤのある黒髪を生成する働きがあります。
また、オレイン酸には、白髪を発生させる活性酸素を抑え、頭皮の新陳代謝を高めて血行を促進したり、紫外線から頭皮を守るという働きもあるので、白髪対策には大変おすすめ出来る優れた成分です。
また、オレイン酸は皮膚より吸収されやすく、肌を柔らかくするので、顔や身体のお手入れにも使用出来ます。
使用方法
1・シャンプーをする前に椿油を頭皮全体につけ優しくマッサージをします。
2・5分ほど放置します、放置することによって椿油が頭皮全体に広がって来ます。
3・お湯でしっかりと洗い流します、完全に流すようにしましょう、そうしないと次のシャンプーでの泡立ちが極端に悪くなってしまいます。
4・最後にシャンプー・リンスをします。
週に1回から2回程度でOKです。
気になる匂いですが、椿油には、独特な香りがあり、ちょっと苦手だという人もいます。
しかし最近ではほとんど無臭だったり、さわやかな花の香りがするものもあったりと、いろいろ発売されています。
口コミを見ると、白髪が減ってきた感じ・髪が濃くなったようです・ハリ、コシが出てきた感じがします、などの声が多くあります。
以前 NHKでも、椿油は頭皮に良いという特集が放送された事があるようです。
椿油を食用に
江戸時代には一部の高級店で椿油を天ぷら油として使われていたようです。
将軍徳川家康は椿油で天ぷらを揚げて食していたと言われています。
椿油のオレイン酸は、血中コレステロールを下げる働きがあり、善玉コレステロールは下げずに悪玉コレステロールだけを下げる働きがあります。
しかし、他の食用油と比べて高価なため、ごま油や、菜種油など他の油とブレンドして使う事が多いようです。
高級天ぷら屋さんでも使用されていて、椿油を他の食用油とブレンドして使っている所があり、大変おいしくなるようです。