白髪染めトリートメントの正しい使い方
髪や頭皮に優しく、敏感肌の人にも安心と言われている人気の白髪染めトリートメントですが、その分、一般の白髪染めから比べると強い薬剤を使用していないため、染まりにくいと言えます。
使ってもすぐには染まらないのが白髪染めヘアカラートリートメントなのですが、使い方によっては少し差が出て来ます、なかなか染まらない、染まりが悪いと言う人は次のようにポイントを良くつかんで染めると結果も違って来ると思います。
1 染める時間を長くする。
良く塗った後に放置している時間を長めにしてやれば色が染まりやすくなります。特に最初に使うときはしっかりと色を入れる事が大切です、
そうする事でその後は染まりやすくなり、染める頻度を下げる事が出来ます。
各メーカーも最初は連続使用と長めの時間と記載しています。
2 髪を温める
髪の毛は温度が上がるとキューティクルが開いて来ます。良く塗った後にシャワーキャップを付けると保温になり、染料が定着しやすくなります。
又室温の高い日を選んで染めるのも効果的です。強制的にシャワーキャップの上からドライヤーなどで温めてやると髪のキューティクルが更に開いてきて効果が上がります。又トリートメント等の栄養も髪の中に入れやすくもなります。
3 シリコン入りのシャンプーは使わない
シリコン入りのシャンプーを使った場合、シリコンが髪の表面に付着してしまい、
白髪染めの染料が髪に定着しようとするのを邪魔してしまい染
まり具合が悪くなります。
シリコン入りで髪を洗うと、シリコンは定着力が強いので数日間は髪に残ります。
白髪染めトリートメントを使う場合はノンシリコンタイプを使うようにすれば結果も違って来ると思います。
シリコンはシャンプー後に髪がギシギシしないように、髪の表面に付着して、指通りを良くしたり、サラサラにする役目を持っています。
白髪染めトリートメントには、ほとんどの製品に髪がサラサラになり、指通りが良くなるトリートメントの成分が配合されていますので、ノンシリコーンシャンプーでも問題ないと言えます。
4 乾いた髪で染める
普通のシャンプー後のトリートメント感覚で使えますよと言う、宣伝から少し離れてしまいますが、染め具合を重要視するのであれば乾いた髪の方が染まり具合が良いです。
シャンプー後にタオルで十分に水気を取って良く塗り込むとなっている製品がありますが、この時にタオルでなく、出来るようならドライヤーで乾かした方が髪の温度も上がるので染まりやすくなります。
5 整髪剤(ワックス・クリーム・ヘアスプレーなど)を良く落とす
整髪剤が付いた状態で使用すると、染まり具合が弱まったり、色ムラになる場合があります、十分にシャンプーで洗い流し、出来れば一度髪を乾かした後に使用すれば染まりが良くなります。
6 生え際やこめかみにはコームなどを使う
生え際でも、こめかみのあたりは、素手ではなかなか染めずらいです。それに、この部分は白髪が良く目立つ所です。
ハケ付きのコームなどを使って、たっぷりとむらなく塗り込めばキレイに染める事が出来ます。